心を楽にするために振り返る子育て

新型コロナウイルスとインフルエンザ

トピックス

これから書く内容は、詳細の調査はせずに、何となく知った情報をもとにして考えた妄想であることを前提にお読み下さい。

記憶に残っている情報

スペイン風邪のこと

日本におけるスペインかぜの精密分析 (東京都健康安全研究センター)によると、スペイン風邪の日本でのピークは、第一波:1918-1919、第二波:1919-1920、第三波:1920-1921となっています。

大きなピークは、第一波と第二波の2回、小さなピークの第三波を経て収束したとされているようです。

ウイルス全般のこと

「ウイルスは生物の体を借りて生き、増殖する」ということを踏まえると、体を貸してくれる生物の生命を奪ってしまう性質を持つウイルスは生きながらえることは出来ず、次第に消滅していくと考えられます。

つまり、我々が「強毒性」と呼んでいるウイルスは、感染した生物を殺してしまう為、自然に淘汰されていくだろうということです。

コロナウイルスのこと

全く調べていませんが、夏風邪と呼ばれているものなど、季節に関係なく引き起こされる風邪の症状は、コロナウイルス(旧型?)によるもの?

インフルエンザのこと

子供が小さかったとき、近所の親御さん達と言っていたのですが、「去年インフルエンザにかかったら、今年はかからない」という都市伝説的な話がありましたが、経験的に、まんざら、いい加減な話でもなさそうだと感じています。

これらの情報を統合して理解したことを書きます。

考えたこと

インフルエンザのこと

毎年、冬に流行るインフルエンザは、スペイン風邪のウイルスのうち、強毒性の変異体が淘汰された後に、弱毒性のウイルスが生き残っていたのではないでしょうか。

そして、極論すれば、約100年後の今年に流行るインフルエンザは、スペイン風邪の「第100波」と言える側面もあるように思います。

少なくとも、去年を第一波と仮定すると、今年は同じウイルスによる第二波となります。

ですから、第一波に感染すれば免疫が出来ると考えられるため、第二波には掛かりにくい、つまり、「去年インフルエンザにかかったら、今年はかからない」という話は合点がいくと思えます。

また、現状のインフルエンザに関する感覚が、スペイン風邪と共存している状態なのかもしれません。

新型コロナウイルスのこと

2020年5月20日現在、新型コロナウイルスの感染者数・死者数ともに収まりつつあります。

これは、インフルエンザが季節的要因によって抑え込まれる状況を、外出の自粛などみんなの努力によって、人為的に作り出した結果だと考えられます。

今の段階で、新型コロナウイルスを抑え込んでいる「人為的な要因」が取り除かれてしまうと、感染拡大が再燃すると予測されます。

ですから、外出の自粛要請が解除されたあと、次の段階で重要なことは、マスクをして飛沫感染を防ぎ、手などの消毒・殺菌を頻繁にすることを習慣として継続的に実践することではないでしょうか。

今年(2019ー2020年)のインフルエンザが大して流行しなかったのは、ウイルスへの対策として、この習慣がとても有効だったからではないかと思います。

ですから、この習慣を続ければ、死者の少ない状態を長く維持することにつながり、恐らく「強毒性」と呼ばれるウイルスは淘汰され「弱毒性」のウイルスだけが残留していく状態を作ることにつながるのではないかと思います。

新型コロナウイルスが拡散し始めた頃、「人類の大部分がウイルスに感染して、免疫を作ること」が解決の形かもしれないと思っていたのですが、今は、「強毒性のウイルスが淘汰され、弱毒性のウイルス種のみになる」ということが、最終形ではないかと考えるようになりました。

感染拡大が一旦収まった後、第二波が来ることを回避しなければならないという考え方が主流だと感じているのですが、ここまでの考えによれば、第二波が来るのは必然なのでうはいでしょうか。

ですが、死者がほとんどない状況を一定期間作ったという実績から、強毒性のウイルスが減少しているので、感染者の重篤化率は低いものになるのではありません。

これらのことを踏まえると、現時点で注意すべきことは、「日本で強毒性ウイルスが淘汰されたとしても、外国から強毒性のウイルスが、新たに運び込まれる可能性がある」ということです。

ですから、国外から強毒性のウイルスが持ち込まれることを食い止める為の対策も、並行して実践することが重要なのだと思います。

余談ですが、もしかしたら、スペイン風邪の第二波でも、多くの死者がでたのは、北半球が夏の時期に、冬となる南半球で生き残った強毒性のウイルスが、北半球が冬になった時期に、再び、南半球から流入した可能性もあるのかもしれないという気がしています。新型コロナウイルスには、季節の要素は影響しないようですから、マスク・手洗い・消毒・除菌を継続すれば、もしかしたら、今年一年で収束する可能性もあるような気がします。

まとめると、免疫獲得と強毒性ウイルスの淘汰などが絡み合って、収束へと向かうのでしょう。

まだまだ、不自由な生活が強いられそうですが、マスク・手洗い、消毒・除菌を頑張って継続しましょう。

最後に、残ってしまった疑問を書いて終わりにします。

インフルエンザ・ワクチンって、本当に有効なのでしょうか?

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