
木内鶴彦氏の語った臨死体験と意識体
私は、毎晩、蟻の行列 を 注意深く観察していたのですが、蟻の行列 があまりにも家の広範囲に及んでいたため、観察ポイントとは別のところで、誤って 蟻の行列 を踏んでしまったのです。
踏んでしまった領域に運悪く居合わせた蟻は、当然ですが、圧死してしまいました。
ここで、私は、蟻の 不思議な行動 を 観察することになりました。
行列を作って進む蟻たちは、死んでしまって動かなくなってしまった蟻に対しても、お互いの頭部をこすり合わせる行動をしたのです。
生きている蟻同士が行う「お互いの頭部をこすり合わせる行動」は、1秒もかからないうちに終わります。
しかし、死んだ蟻に対しては、3~5秒程度、じっくりと時間をかけて、それを行っていました。
行列のほとんどの蟻たちが同じ行動をします。
そして、翌朝、蟻の行列 を 見てみると、下図のように変化していました。
黒い矢印は「死んだ蟻」を表しています。
蟻の行列 は、死んだ蟻 の 居る領域 を 避けるように変化していたのです。
この一連の観察から私が考えたことは、
と本能的に判断した。
この一連の観察も、行動フェロモンでは説明できないと考えます。