
脳の働きと量子コンピュータ
話が変わりますが、少しダーク・マターのことを書きたいと思います。
ダーク・マターとは、
という事実(?)のことを言っているのだと認識しています。(ダーク・エネルギーとかダークエナジーと呼ばれているのも同様のことかな?)
ダーク・マターの画像を探していたら、きれいな画像をみつけたので転載させて頂きます。
【図1】![]() ダークマターの3次元構造(2.7億光年四方の領域) | 【図2】![]() 銀河の分布(左)とダークマターの分布(右) |
(Massey et al. 2007, Nature in press)[STScI, Ray Villard] |
そして、「質量は持つけど観測できないその某か」のことを、暗黒物質という呼び方をすることもあるようです。
以下、私の妄想です。
これは、質量を持っているのだから、それは物質であるに違いないという仮説に基づいた呼び方のなのだろうと想像しています。
しかし、私は、絶対的な無を想定すると、空間は無ではなく、「空間が存在する」と解釈する方が正しいと思いました。
我々が認識する空間が、絶対的な無ではなく空間という存在であれば、当然、空間自体に質量があっても不思議ではありません。
しかし、人間の日常の生活の中では、
という認識が普通です。
この認識に支配されているので、「空間を存在と認識する」ことができずに、ダーク・マターという問題を作り出してしまったのだと思うのです。
そんなことを考え始めた頃、
と考えたりもしました。でも、現代科学では、
と理解されています。
今は、クオーク止まりかもしれませんが、その細分化は永遠に続くのかもしれない可能性は否定できません。
そんな風に考えていると、私たちが物質と思っているものは、実は、空間だらけのスカスカなものだと思えてきます。
という疑問が浮かび、そして、頭の片隅に残ったままになってしまっていました。
そんな時、NHKのポアンカレ予想に関する番組の『幾何化予想』の部分で紹介された図が、私の妄想を、次のステップに進ませてくれました。