オリオン座を構成するベテルギウスという恒星がいつ爆発してもおかしくない状態にあるようです。
これは数年前から言われていたようなのです。
爆発したとき、私たちにどのように見えるかが 巨星ベテルギウス、迫る大爆発 青く輝く天体ショー で紹介されていましたので、情報をピックアップしておきます。
ベテルギウスが爆発すると・・・
- はじめに、表面が100万度になり、X線を放出される
- 1時間後、青色で輝く様子が肉眼で見えるようになる
- 膨張をはじめる
- 2時間後に夜空で一番明るい恒星「シリウス」と並ぶ明るさとなる
- 3時間後には半月の明るさ(昼間でも十分に分かる明るさ)となる
- この明るさが3カ月程度継続
- 色は次第に暖色系へと変わり、3カ月後はオレンジ色から黄色になる
- その後は温度低下と共に暗くなり、450日後には金星と同じマイナス4等星なる
- 4年後には肉眼で見える限界の6等星になる
巨星ベテルギウス、迫る大爆発 青く輝く天体ショー
(東京大数物連携宇宙研究機構の野本憲一特任教授らの解析による)
爆発の時期は、マヤ暦の2012年滅亡説に掛けて、2012年12月23日に爆発するといった情報も見かけます。
でも、「今日、明日」 とか 「今年、来年」 とかいうことではないようです。
学問的な爆発予想時期は、100万年以内ということで、人間の寿命と比較するとかなりの幅があります。
でも、「昼間なのに、星が輝いて見える状態」に立ち会えたらと思うと、かなりワクワクします。
ベテルギウスとの距離は640光年。
宇宙的には結構近くの星が爆発する感じのようです。
ガスや物質が地球や太陽系に飛来して、悪影響を及ぼさないことを祈ります。
【参考動画】
詳しいことは、次のページが参考になります。
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