今日は、録画してそのままにしていたNHKスペシャル「宇宙の渚」の第1集と第2集を見ました。
(番組紹介ページ:http://www.nhk.or.jp/space/nagisa/)
第2集では、太陽の活動のことも説明していました。
【要点】
- 通常、太陽活動は11年周期で、極大期・極小期を繰り返す
- ところが、今回の周期は13年
- 歴史を振り返ると、周期が11年から13年に変わった時、次の極小期を迎えると、しばらくの間、極大期に向かうサイクルがなくなり極小期が継続する傾向がある
- 1600年代には、周期が13年に変わった後の極小期は、約70年続いた
- この太陽の11年周期が消失し、極小期が何年も続く状態の時、地球の気温が冷え込む
- これらから、次回の極大日以降の太陽活動がどうなるかが注目されている
さらに、地球の気温が冷え込む原因を次のように説明していました。
【要点】
- 太陽活動が活発なときは、地球にできる磁気のバリアは強い
- 太陽風によって運ばれてくる粒子は、うまく処理されオーロラとなる
- このとき、地球の強いバリアは、銀河宇宙線を地球に入り込ませないように働く
- ところが、太陽風が弱まると、地球にできる磁気のバリアは弱くなる
- それに伴って、銀河宇宙線も地球の大気に入り込むようになる
- その結果、銀河宇宙線が大気と反応して、雲ができやすくなり、地球の気温が低下する
で、今回書きたいことは、電流と磁力のところでも書いたのですが・・・
- 「地磁気は、なぜ生じるのか?」
ということです。
地球本体が磁力を発生させているとしたとき、下図のように、地軸(自転軸)と磁極軸がずれていることは、私にはとても不自然に思えるのです。
日本惑星協会
番組では、詳細は説明していませんでしたが、
- 地磁気は地球本体が発生させている
という考えを前提として説明されていたように思います。
でも、この番組でのこの説明をきいていたら、やっぱり、
- 地磁気は、太陽風と大気によって生じている
と思えました。
これとは無関係なのですが、私のもう一つの疑問を書いておきます。
- 磁気は本当に真空を伝わるのか?
これは、国際宇宙ステーションでは大気の影響を受けるので検証できないでしょう。
月に行ったら、検証できるのかもしれません。
既に、アポロが月に行ったり、衛星「かぐや」が月を周回したりしているので、その時の情報から確認できるのかもしれないので、のんびりと情報収集しながら妄想していこうと思います。
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